イールドカーブについて勉強してみた ①

俺の勉強

EDVの取引が行われていない日本時間の日曜と月曜はネタが無いので勉強したことを記事にする俺の勉強シリーズ、本日はイールドカーブについて勉強したことをまとめます。

記事のタイトルは①ってしてるけど、とくに続かずこの記事の内容はこの記事で完結します。
別途イールドカーブについて勉強したり考察したりするときがあったら②になると思われる、日本のイールドカーブとかも面白そうだしね。

とりあえず今日は基礎の勉強と直近のアメリカのイールドカーブに関して記事にするぜ。

イールドカーブってなんやねん

基本は3種類

他にも色んな種類のカーブがあるらしいけど俺は素人なので一気には覚えられないぜ。
ということでまずは基本から。

そもそもイールドカーブってのは何かっていうと、縦軸を「利回り」横軸を「残存期間」としてプロットしたもので利回り曲線とも呼ばれている。
通常は残存期間が長いほど利回りが高くなるので(ここら辺もそのうち俺の勉強シリーズで取り上げます)イールドカーブは右肩上がりになる。ここら辺はイメージと一致するよね。

この右肩上がりのカーブを「順イールド(Normal Yield)」と呼ぶ。グラフを示します。

黒の実線、凡例で Normal って示してるカーブが順イールド。
Normal って名前の通り、通常の経済状態で最も一般的。とりあえずこの形なら安心そうだ。

一方で順イールドを上下反転させた灰色の実線、凡例で Inverted としてしているカーブは逆イールドと呼ばれている。
見ての通り短期金利が長期金利を上回っている。景気後退の前兆として警戒されているらしい。

最後に点線で示されている、凡例で Flat となっているカーブがフラット。
カーブなのにフラット…?
短期と長期の利回りがほぼ同等で、景気の転換期に発生しやすいシーソー状態。
先行きへの不透明感が強く、こいつも結構警戒されているらしい。

この3種類が基本のカーブらしい。
ぶっちゃけ順イールド以外の存在は全く知らなかった。 だって普通は長く借金するほど利息がキツいって習うじゃん。
フラットはまだわからなくもないけど、いったいどういう原理で逆イールドなんて形が発生するんだってばよ。 そう思っていた時期が俺にもありました。

このブログを始めて多少なりとも勉強したから何となく理由は想像がつく。
インフレがやばくて中央銀行が利上げしまくって、市場がビビッて景気後退を予想したら長期の利回りは下がるからそれで逆イールド?ってのにになるんでしょ? 知ってるわよそれくらい!!

さて実際はどうなのか? イールドカーブの勉強を続けていこう。

スティープ化とフラット化

先ほど勉強した3大属性を基本として、そこからのカーブの変形の仕方には2種類あるらしい。
それがスティープ化とフラット化だ。

スティープ化は短期と長期の利回り差が拡大する現象。
長期利回りの上昇か短期利回りの下降で発生する。
長期利回り上昇によるスティープ化をベア・スティープニング、短期利回りの下降によるスティープ化をブル・スティープニングと呼ぶ。

順イールドからのスティープ化と逆イールドからのスティープ化をそれぞれ図示してみる。

順イールド出発の場合も逆イールド出発の場合もベア・スティープニングが起こる状況=「長期」利回り上昇局面なので、この場合は景気回復からの利上げ観測が市場に発生している。
つまり景気に希望的な観測がある状態だね。

一方でブル・スティープニングは「短期」利回り下降局面。
この状況が発生するのは「利上げしすぎて経済がやべーぞ!」ってときが多いらしく、景気が後退する時期にブル・スティープニングが発生することが多いようだ。
ちなみにこの場合長期金利は短期金利ほどには下がらない。 将来の景気回復や政府の国債増発をにらむからね。 なので形状としては順イールドになるわけだ。

過去の金融危機における事例を見てみると「逆イールドからのブル・スティープニング」によって不況や株価暴落が起きてるらしい。
たとえば2000年のITバブル崩壊や2007年のリーマンショックがそうなんだそうな。
ここら辺もいつか個別に勉強したいね。

話をイールドカーブの形状変化に戻そう。
イールドカーブの変化はスティープ化の他に、フラット化という形状変化も定義されている。
これは読んで字のごとくカーブが平らになる現象。

順イールドからのフラット化と逆イールドからのフラット化をそれぞれ図示してみる。

フラット化の場合も、長期利回り上昇によるフラット化をベア・フラットニング、短期利回りの下降によるフラット化をブル・フラットニングと呼ぶ。

ベア・フラットニングは金利上昇局面で長期利回りの上昇幅が短期利回りの上昇幅より小さい場合に発生する。2026年6月17日のFOMC後のアメリカ債券利回りの動きはベア・フラットニングに近かったのかな?

FOMC結果!短期債の利回り上昇率が長期債を上回る!
ウォーシュ氏がFRB議長に新規就任して初のFOMCの結果が報告された。FOMC結果に先んじてアメリカの5月小売売上高が報告されるなど2026年6月17日はイベントが非常に多かった。また、ブログを始めてまだ1週間程度だけど今までほぼ同じ値動き…

ブル・フラットニングは短期利回りが高止まりしているときに将来の景気後退を見越して長期利回りが低下する際に見られる現象。 これも最近のアメリカ債券市場で起きている現象と思われる。

まだまだ勉強しきれてないけど、とりあえずブル・スティープニングはやべーぞ!ってことは覚えておきたいと思います。

アメリカ債券のここ2年のイールドカーブを描いてみた

勉強していると各イールドカーブからのスティープニングやフラットニングが起こる際の市場心理とか変化のサイクルとか色々出てくるんだけど、大分記事のボリュームも増えてきたのでいったん勉強はここまでにしておく。

せっかくイールドカーブの基礎を勉強したので俺のEDVやVCITに直結する関心事としてアメリカ国債の2024年、2025年、2026年の2年、10年、30年債の利回りでイールドカーブを描いてみた。
どの年次も6月1日の数字を引っ張ってきたよ。


上のグラフは実際のチャート画像から数値を手作業で読み取って自分で作り直した「手作りグラフ(概算値)」です。
そのため実際の正確な数値とはズレがある場合があります。

2024年がすごくきれいな逆イールド!!
この時期はコロナ後の個人購買意欲の爆増にウクライナ情勢悪化によるサプライチェーン分断が重なってアメリカではめっちゃインフレが進んだ。
そんでFRBが一度に0.75%っていう利上げを連発しまくって短期債利回りが上昇、晴れて逆イールドカーブが誕生したとのことだ。

とはいえ1年後の2025年6月には順イールドに戻ってる。大したものである。
俺は2025年時点ではまったく投資に興味が無かったので当時の市場の様子はわからないんだけど、2024年に新NISAが始まってずっとS&P500やオルカンが調子いいらしいし、逆イールドから順イールドに戻すまで特に大きな混乱はなかったっぽい?

そして直近の2026年6月は短期利回りの上昇が長期利回りよりも大きくてフラットニングしかかってるね。原因はどう考えてもイラン情勢悪化による原油高からのインフレ懸念でしょう。
2024年の逆イールドもインフレ由来だし、インフレに関するところにアンテナを張っていれば債券の動きも読めてきそうですな。このブログでも色々指数の勉強もしましたしな。

【まとめ】またアメリカさんのイールドカーブの形状が変わってる、おもしれぇ……

基本は順イールドでしょ?って思ってたけどアメリカのイールドカーブはここ2年の間でもバタバタと形を変えており、ちょっとさかのぼって記録を取ってみただけで大分面白いものが見れた。

インフレの目安にされるPCEとかCPIとかの指数や、その指数を見て政策金利がどうなるかとか、金利高止まりが続いて長期金利は下がるとか、いろんな現象が繋がっていて面白い。
アメリカ債券ウォッチのためにブログを始めてまだ2週間くらいだけど、この債券ってやつ大分面白いっすよ。

アメリカの他の年次のイールドカーブとか描くのも面白そうだ。
日本も最近の国債利回り上昇やばいらしいから直近3年くらいの比較するのも楽しそう。

景気サイクルとイールドカーブの変化の関係とか、まだまだ勉強することはたくさんありそうだから多分そのうち②の記事も書くことになるでしょう。
とりあえず今日はイールドカーブの基礎を勉強したぞ!ってことで終わり。

明日以降はまたEDVの値動きウォッチしていくぞ!

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