日銀利上げ、アメリカ5月住宅着工件数減少

俺の債券

2026年6月16日、日銀は政策金利を1%程度へ引き上げることを決定。
2027年4月以降は国債の買い入れ額低減措置を停止することも報告した。
内田副総裁は記者会見で今後も利上げ路線を継続する姿勢を見せたが為替は160.4円/$程度までじわじわと上昇を続けた。

一方同日報告されたアメリカ5月住宅着工件数は大幅な減少を見せた。

ホルムズ海峡60日間無料開放とかいうどこぞのソシャゲのようなキャンペーンが発表され原油価格は下がり債券価格は上昇した。

今日はこの辺りのトピックと16日のEDV価格ついて調べたり考察したことを書いていく。

各トピックと16日のEDV

日本の政策金利は31年ぶりの水準に

冒頭でも述べたけど政策金利の1%への上昇と約1年後には国債買い入れ額減少措置を停止することが決定された。

政策金利1%は1995年ぶりらしい。
今現役の世代は1995年当時成人していない人が大部分だから俺も含めて結構な割合の社会人が未体験の金利状況に立たされていることになる。

一方で国債買い入れ額に関しては2027年4月以降も一定量の買い支えを続けることが示された。
日銀が買い支えを継続することで国債が投げ売りされて長期金利が暴騰するのを防ぐ目的。
今回の日銀の報告からは利上げはするけど長期金利が急上昇するのは防ぎたいっていう思惑が見てとれる。

いずれにせよ日本は利上げしたわけだけど為替は円安方向にじわじわと進んでいる。
もともと1%への利上げはみんな予想していたってのと、国債買い入れを急には減らさない=日銀は急激に利上げを進める気はないっていうことが分かったので皆安心して依然高金利のドルへ寄っているのだと思われる。

アメリカ5月住宅着工件数

16日はアメリカ5月住宅着工件数も発表された。

予想143.0万件に対して結果は117.7万件と大幅に低かった。
アメリカの人たちも高金利時代の住宅購入には慎重姿勢を見せているようだ。

アメリカの住宅市場は景気の動向を最も早く反映する性質があってFRBも金利を決める際の重要な指標としているらしい。

金利と住宅着工件数には明確な因果関係があって、金利が原因で住宅着工件数が結果。
金利が上がる⇒着工件数は減る
金利が下がる⇒着工件数は増える
今回はこの原因⇒結果が強く働いて住宅着工件数の大幅減になったと思われる。

一方でFRBが金利決定の参考にしているように、住宅着工件数⇒金利っていう結果⇒原因の流れもある。
5月の住宅着工件数が大幅に減少したことによって利上げ観測は若干後退と思われる。

日銀は利上げで、住宅着工件数から利上げ観測後退なのに何で円安進んでるの?って思ったんだけど、今回の動きは金利差縮小というよりも「これ以上の金利差拡大にブレーキがかかっただけ」って感じで市場には受け止められているということだろうか。
現状維持が続きそうなら安心して円売りを続けられるぜってことで円安トレンドが維持されていると考察。

EDV価格が上昇、最後にちょっと利確された?

EDVは前日比 +1.01% の $64.76、VCITは前日比 +0.11% の $82.59。
俺のEDVもちょっぴり含み益を出しております!
というわけで16日のEDV価格の考察をしていこう。

まずは16日のWTI価格と30年債利回りの比較です。


上のグラフは実際のチャート画像から数値を手作業で読み取って自分で作り直した「手作りグラフ(概算値)」です。
そのため実際の正確な数値とはズレがある場合があります。
また、グラフの値は比較しやすくするために正規化してあります。

ホルムズ海峡開放キャンペーンによって原油価格は引き続き減少して$76台で落ち着いている。
長期金利も完全に相関して減少しているけど16:00間際で上昇している。
この傾向はEDVとVCITの価格に関しても同様だった。


上のグラフは実際のチャート画像から数値を手作業で読み取って自分で作り直した「手作りグラフ(概算値)」です。
そのため実際の正確な数値とはズレがある場合があります。
また、グラフの値は比較しやすくするために正規化してあります。

原油価格が若干上がったことに反応したにしてはタイムラグがあるから、閉場間際のEDVとVCIT価格が下がった要因は別にあると予想。

16日はEDVが$65に迫る久しぶりの高水準であった。


上のグラフは実際のチャート画像から数値を手作業で読み取って自分で作り直した「手作りグラフ(概算値)」です。
そのため実際の正確な数値とはズレがある場合があります。

とはいえアメリカの利上げ観測は依然としてあるわけなので長期債ホールドのリスクも高い。
久しぶりに債券価格が上がった隙に売り抜けてポジション解消したい人が多かったんじゃないだろうかと考察。

俺はEDVをホールドしていることを決めているけど、もしEDVを手放そうか迷っている時期に16日のようなEDV価格上昇局面に居合わせたら安心するために売っちゃていたかもしれないな。

まとめ

日銀利上げ、アメリカ5月住宅着工件数大幅減などありましたが全部トータルしても現状維持バイアス+様子見バイアスが強くジワジワ円安傾向は変わらず。

原油安の影響で債券価格は上昇したけど現状はまだ様子見の人が多いんじゃないかな。

というのも今日と明日はウォーシュ議長が就任後初のFOMCです。
結果が発表されるのは日本時間では明日の早朝。

就任直後ということで金利方針に関しては無難な感じになるという予想が多いようだ。
サプライズがあるとしたらドットチャートの消滅かな?
オラすっげぇワクワクすっぞ!!

明日はいつもより早起きする必要がありそうだ。

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