ミシガン大学消費者態度指数について調べてみた!

俺の債券

昨日、2026年6月12日はミシガン大学消費者態度指数の速報値が出た。

変わった名前の指数(俺基準です)だから投資を始める前から何となく存在は知っていたけど今回初めて調べてみた。

ミシガン大学が一般消費者に対して行う調査を基にしていて、毎月実施される。
そんで毎月速報値と確報値の2回報告されるみたい。
昨日発表されたのは速報値で、速報値の方が重視される傾向があるらしい。

今日はこの指数について調べた結果を自分用にメモしつつ昨日のEDV達の値動きを見ていくよ。

ミシガン大学消費者態度指数

速報値と確報値

毎月300~500人を対象にアンケート調査を実施して、第2か第3金曜日に速報値が、最終金曜日に確報値が発表される。

速報値では約300人分の結果が出されるみたい。

ミシガン大学消費者態度指数をみることでアメリカの一般消費者の購買意欲を測ることができる。
アメリカは個人消費がGDPの大半(7割)を占めてるから非常に重要。

数値が高い = 景気に対して楽観的 = 消費拡大。
数値が低い = 景気に対して悲観的 = 消費抑制。

2026年6月12日に発表された速報値は48.9%だった。
前回が44.8%、予想が46.0%だから相対的に景気に対する楽観が強まったという結果。
ちなみに1966年の景気観を100%として指数は算出されている。
今の2倍以上とかどんだけイケイケだったんだ当時のアメリカ。

現状指数と期待指数

ミシガン大学消費者態度指数は大きく分けて2つの項目で構成されている。
現状指数(約40%)と期待指数(約60%)だ。

現状指数は現在の個人のお財布事情や周りのビジネス環境に対する評価で、期待指数は1年後及び5年後の景気の見通しやインフレ期待に関する個人の見解を回答するらしい。

アメリカ債券をウォッチしていくのがこのブログの趣旨なので、ミシガン大学消費者態度指数全体も重要だけどその中でもインフレ期待(期待インフレ率)をより重視してウォッチした方がよさそうだ。
実際FRBも注目している指数みたい。

で、この期待インフレ率の今回の速報値は4.6%、前回が4.8%で予想が4.9%だから、市場の予想に反して消費者個人のインフレ期待は若干下がったことになる。

ただし期待インフレ率に関しては2026年3月の確報値(つまり2026年2月のアンケート結果)が3.8%でそれ以前も3%台でイラン情勢悪化を境に4%台に上昇している。
4月の速報値から今回の6月の速報値までは4.5~4.8%でフラフラしているので、直近のパーセントだけ比較するとインフレ期待は下がっているけど全体感としては変化なしと思った方がよさそうだ。

今回のミシガン大学消費者態度指数の考察

ニュースでめっちゃアメリカインフレ凄いと言ってるし実際そうなんだろうけど、今回の指数の結果だけ見ると消費者景気観は前回からは改善している。
雇用統計結果も示唆しているように経済基盤事態はしっかりしていて、結果政策金利の利上げ方向の見通しを支持する結果なんじゃないかなと思う。

期待インフレ率は前回と予想よりは下がったけどイラン情勢悪化前の水準と比べると高止まりしたままなので、期待インフレ率が下がったからと言って利下げ期待とはならなさそう。

総じて若干利上げ方向を示唆する結果なんじゃないかと思う。

2026年6月12日のEDVとVCITの値動き

EDVは前日比 -0.39% の $64.25、VCITは前日比 -0.07% の $82.45。
変動はEDVの方が上だけど、両者のチャートを見比べると開場とともに一気に下げて、そのあと現地時間で10:50くらいから一気に値を戻していた。

ミシガン大学消費者態度指数の発表は現地時間10:00だったはずでそこから10:50までは大きく変動していないから指数の影響ではなさそう。

WTI価格のチャートとアメリカ30年債利回りのチャートを見ると10:50を境に大きく値を下げているから今回もイラン情勢の影響が大きいと思われる。
ちなみにWTI価格は現地の証券取引開始時間ちょうど位に一気に上昇しているのでEDVとVCITの開場直後の下落もここに原因があるようだ。


上のグラフは実際のチャート画像から数値を手作業で読み取って自分で作り直した「手作りグラフ(概算値)」です。
そのため実際の正確な数値とはズレがある場合があります。
また、グラフの値は比較しやすくするために正規化してあります。

とはいえWTI価格は6月11日よりも6月12日の方が下がっているのに30年債利回りは微増していてEDVとVCITの価格は微減している。
これにはどういった市場心理が働いているんだろうか?

ある程度イラン情勢の落ち着きが見えてきたので皆の意識がインフレ懸念や利上げ観測に集中しだしたのかな?
この辺りは今後も原油価格と長期金利をウォッチしていれば何となく感覚が掴めてくるでしょう。

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